iCorpusStudio

iCorpusStudioは,仮説の立案と評価のサイクルを支援するラピッドプロトタイピング環境である.iCorpusStudio本体はデータの読み書き管理とラベリング記述のみを行う.各種センサデータを読み込むためのソフトウェアモジュールは,プラグインとして必要に応じてインポートする.iCorpusStudioの特色は次のとおりである.

  • 各種センサから得られるデータ(複数ビデオや音声,モーションデータ,生体データなど)を時間同期させながら同時閲覧することができる.
  • ラベリング(時間幅のあるアノテーションの付与)をすることができる.ラベルは,発話の書き起こし,相槌などのパラ言語,指差しなどのジェスチャなどのインタラクション要素を記述するために利用される.記述されたラベルデータは,他のツールとの互換性を保つために,単純なCSV(Comma-Separated Values)形式を採用している.
  • データの解釈・分析を行うための機能モジュールをプラグインとして提供している.例えば,ラベル間の演算(重なりや境界の検出など)を行い,その結果をラベルとして出力するプラグインなどが開発されている.
  • ラベルの検索や,ラベル系列のDP(Dynamic Programming)マッチングによる類似シーンの検出機能をプラグインとして提供している.
  • 簡単な統計処理(ラベルの出現頻度の算出やグラフ可視化)とそのグラフ表示を行うためのプラグインを提供している.

図1:iCorpusStudio

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